【LoL】大フロストファング時代【9.3】
パッチ9.3の競技シーンが始まりましたね
LCK Week 4 Day 1 SKT対KZ Game1での一幕
何が起きているのでしょうか
五人がフロストファングを持ち0キルの三人に賞金が付いています
[元凶]
こうなった要因はTopねこばばエッジカルマ
という存在によるものです
これは文字通りtopでカルマがエッジとねこばばを持って相手にハラスし続けるという陰を極めたムーヴを行う物で、特筆すべき点はCSを取らないということ
CSを取らずに相手のミニオンを越えてねこばばとスペルシーフエッジ
だけで金を稼ぐ
そして今の賞金システムが拍車を掛けます
ミニオンとモンスターからのゴールドで賞金が付くようになっています
このカルマはミニオンからゴールドを得ないのでチームの平均獲得ゴールドが下がって相手はキルも取っていないしゴールドで有利を取っているわけでもないのに賞金が付いてしまいます
[カルマ以外でも持つ理由]
理由は3つあります
まず一つ目は相手の賞金を維持する為です
この戦法はフロストファングのクエストが終わった後は普通にCSを取ってゴールド得るようにするのですがそうなるとミニオンからゴールドを得る事になるので相手に付いた賞金が無くなってしまいます
なのでミニオン・モンスターからの平均獲得ゴールドを低く保つ為に複数人でこの戦法を行うのが有効なようです
この試合だと11分辺りでエズリアル
がフロストファングを買っていますが、その直後にアジール
がクエストを完了しています
アジールのこれ以降のファームで賞金が消えないように今度はエズリアルがCSを取らないようにしています
２つ目は単純にフロストファングというアイテムのコスパが良いこと
850ゴールドでこのステータスは破格ですね
３つ目はワードが大量に貰えるので視界合戦で圧倒的に有利なこと
全員がクエストを終わらせればワードが９個になります
賞金が付いているチームは集団戦で負けた時のリスクがより大きいのでどうしても慎重にならざるをえません
ワード数も多いチームが容易にマップをコントロール出来そうですね
[弱点]
この戦法の弱点はこのマッチの三試合目で顕著に出ました
注目すべきはmid Fakerのゾーイ
とPawNのエッジビクター 
結論から言うとこの試合はFakerのロームによってjgとBotが壊れて終わりました
Fakerの度重なるロームが許された理由はまさしくCSを取らないという事の弊害
本来ならばロームへの回答としてプッシュしてタワーを削るやらウェーブをクリアしてロームについていくといった事が出来るのですがCSを取らないが故に素早くプッシュが出来ない
ラストヒットをミニオンやタワーに取らせるのでビクターのプッシュ力が上手く反映されません
なので吸収装置を持った普通にCSを取るゾーイに対して常にレーンの主導権を握られその結果ゾーイのプレッシャーがマップ全域に広がりjgも上手く立ち回れず崩壊
といったかんじでした
この戦法の相手はやはり序盤に勝負を決めてしまうのが一番良さそうです
[さいご]
ちなみにこの戦法はもうhotfixで修正済みなのでソロQでは無理ですし今週末のLCSではもう見られないようです よかった
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